● ベーン(風車)式風速計 (長所) 風車の原理を利用し、構造が比較的簡単で安価。 (短所) 微風速や小刻みの風速の変化の対応に不向きである。 構造上、大きくなってしまう。 主に気象用や屋外で使用される。. 測定範囲 : 1~50m/s |
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● 熱式(熱線式)風速計 (長所) 温度により電気抵抗値が変化する超小型の白金やサーミスタを加熱してセンサ素子に使用します。 気体の流れによって電気抵抗が変化するので、それを補正して表示させています。 超小型なので、微風速から精度良く測定できます。 (短所) センサ素子が常に通電状態の為、水分に弱く、屋外では使用できない。 主に屋内の空調やダクト、乾燥炉等幅広く使用される。 測定範囲 : 0.05~50m/s |
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● その他 超音波式風速計・・・・・・・・0.005m/sから測定でき精度は精密ですが、高価になってしまいます。 3点測定の構造上、センサ部が比較的大きくなります。 主に気象用に使用されます。 測定範囲 : 0.005m/s~60m/s ピトー管を用いて測定・・・ピトー管とマノメータの併用で水平および垂直方向の圧力差で風速を測定できます。 超高速まで対応しますが、水平・垂直を正確に設置しないと誤差が大きくなります。 主に、風洞装置に固定され使用されます。 測定範囲 : 5~100m/s |